行政実地監査 7つのコツ

コツ①  5月1日現在の生徒数・園児数及び教職員数のチェック

   経常費補助金等の補助金の算定基準は毎年5月1日現在のデータです。
提出した数が帳簿上で食い違いがあったり、説明できなかったりすると補助金返還の
場合があります。
   適切な説明と書類整備をする必要があります。
 

コツ②  補助金の各種申請、報告、内示、決定等の書類のチェック

   補助金の申請に限らず、都道府県からきた書類は、しっかり保存していますか?
   また、記入方法が実際と異なったことにより指導を受け、連年調査対象となることも。

コツ③  議事録のチェック

   理事会・評議員会の運営記録は議事録だけではありません。議事録だけあればいい
という体制では指導対象となります。

コツ④  就業規則等のチェック

   就業規則は整備されていますか?作成のみでなく労働基準監督署への提出も含め
確認されます。
   また、教職員給与が適正に支出されているか細部にわたりチェックが入りますので、
給与規程以外の手当てを支給しているときは指導対象、補助金返還の対象となります。
   「調整手当」「行事手当」はきちんと説明できますか?

コツ⑤  諸規程等のチェック

   就業規則以外の諸規程についても細部を確認します。特に多いのは文書保存規定、
図書管理規定辺りの運用実績でしょうか。実態と規定のかい離をなくさないといけません。

コツ⑥  認可、届出書関連のチェック

   都道府県知事に提出した各種認可、届出書の控えはありますか?
指摘が多いのは建替え補助金関係、役員変更関係あたりです。
   寄附行為変更認可はお済ですか?

コツ⑦  当日

   当日は園長・校長、理事長、会計担当らが同席されると思います。
そこに実地監査を熟知している会計人を同席させることで、当日はスムーズに。

 

   当事務所は実地監査立会の経験は多数、監査対策については関東近県
すべてに対応しています。ご用命はいつでも

TEL048-876-5005         メールでのお問い合わせ            当事務所TOP